WordPressの引越・移動の必須プラグイン

WordPressの引越・移動の必須プラグイン
Image by Richard Duijnstee from Pixabay

2021.03.31(更新日:2021.04.08)

Wordpressの引越・移動を手軽に行えるプラグインたちには大変お世話になっている。
そんな秀逸なプラグインのご紹介。
ただ使用方法故に忘れがちになるためまとめとく。
(いづれも記事アップ時のものなので使用時は情報確認しておくれ!)

この記事は1年以上経過しています。内容的に古い場合があります。

バックアップするためのプラグイン2種

出来れば管理画面からサクッと行いたい。でも諸々の条件で、そうも行かない場合もある。
と言うことで以下の2つを主に使っている。

All-in-One WP Migration

All-in-One WP Migration

バックアップを作りダウンロード。新しいwordpressの同プラグインをインストールし、インポートするだけ。
もう本当に面倒なし。ただし場合によっては一手間、二手間加えないと無理な場合もある。
(その対処方法はこのページの下の方に加筆)
またバックアップの容量があまりにも大きい場合は、有料版を使うか別の方法を取らざる負えない。

Backupwordpress

Backupwordpress

こちらのプラグインは「Wordpressまるごと」と「データーベース」をバックアップしてくれる。
したがってAll-in-One WP Migrationのように管理画面から簡単に・・・ではなく、FTPで必要ファイルをアップし、phpMyAdminでデーターベースをアップする。

「面倒くさ!」と思うかもしれないが「転ばぬ先のナントやら」でこのダウンロード出来る2ファイルがあるだけで最悪なんとかなる。画像ファイル満載の何GBにも膨らんだサイトなんかは、素直にこちらでやった方が早いかも。
以前書いた記事ページにざっくりやり方を書いてあります。

バックアップを取る時の注意点

出来ればAll-in-One WP Migrationで完結するのがベストだが、そのためにはダウンロードファイルを出来るだけ軽くする方がベター。(ただし有料版を使うなら問題ないはず)
例えばBackupwordpressでバックアップとってからAll-in-One WP Migrationでバックアップファイルを作成・・・とやるとBackupwordpressのバックアップファイル分の容量が含まれてしまう。その逆も同じことが言える。
いづれにしてもどちらかの方法しか使えないファイル。片方のバックアップファイルを削除するなりしてから、もう一方のバックアップファイルを作成し軽量化しよう。
またPHP、Wordpresss、Mysqlのバージョンは元の環境の移転先の環境を揃えておくのは必須。

All-in-One WP Migrationでインポートが止まる際の対処

  • 512MBより少ないファイルのインポートでも途中で固まる
  • php.iniでmemory_limit等々上限をアップしたが途中で固まる

こんな場合は「All-in-One WP Migration File Extension」をインストールしてみる。
Free版ののでも512MBまでのファイルのインポートが出来る。

公式にはないので以下のサイトからダウンロード。
アップロードはzipファイルのまま「プラグインの追加」横の「プラグインアップロード」で行う。

古いバージョンからの脱出にはこれ

PHPやWordpressがかなり古いバージョンでフロント側、管理画面をオレオレ風カスタマイズしている場合、各言語のバージョンアップに伴うエラーなどが出る可能性がある。
引越時は最新にして移転させる訳だが、そんな時は段階的にバージョンアップしチェック修正しながら行いたい。
そんな時に役立つプラグインの紹介。

WP Downgrade | Specific Core Version

WP Downgrade | Specific Core Version

通常Wordpressのアップデートは最新版への告知しか出ないが、こちらを使えば希望のバージョンに変更することが出来る。
エラーをチェックしながら1段階づつアップデートしたい場合や、アップデートしたらおかしくなった場合もダウンロードで出来るので大変便利なプラグインだ。
なおWordpressのバージョン数値は以下のページを参考にすると良い。

Enable jQuery Migrate Helper

Enable jQuery Migrate Helper

WordPress5.5から管理画面上で「jQuery Migrate」が読み込まれなくなった。つまり古いjQueryコードが使えなくなる。
アップデートで今まで管理画面上で操作出来ていたものが、出来なくなったらここを疑う。
設定は省略するがいたって簡単。また古いjQueryコードが使われた際jQuery Migrateを自動で充てがってくれ、その上エラーログまで表示してくれると言う「至れり尽くせり」なプラグイン。

Wpdoctor

Wpdoctor

もしマルウェアに感染していたらアップデートどころではない。普段管理していないサイトで不安があったらこのプラグインでチェックしてみよう。
レビューが良かったので使ってみたが、結構ガッチリやってくれるので安心出来た。ダウンロードは以下より。