メールフォームとreCAPTCHの設置

メールフォームとreCAPTCHの設置
Image by Catkin from Pixabay

2021.04.05(更新日:2021.04.08)

メールフォームには日本独特?の習わしとして「確認画面」が必要だ。
またスパムの餌食にもならないためにも、バリデーションも必須。
これらが可能なプラグイン「MW WP Form」にGoogleの「reCAPTCH v3」を付けてみた。

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MW WP Formでメールフォーム作成

メールフォームでオススメなのが「MW WP Form」。
確認画面、バリデーション、確認メール送信、メールの内容設定等々一通り管理画面から設定出来る。
操作面でもわかりやすく整理されているのでフォームのコードを理解しているならほぼ迷わないで設定出来き、アレンジを加えたい場合でもカスタマイズも出来るので大変重宝この上ないプラグイン。

WP Multibyte Patchを使用している場合の注意点

「WP Multibyte Patch」は英語圏のWordpressを日本語で使用する際の不具合を修正してくれるプラグイン。
近年のバージョンだとデフォルトでインストールされなくなったが、入れておいた方が吉。
ただしメール送信に関してはちょっと注意が必要。
中国語、ハングルなど英語以外の言語でメール送信をする場合は文字化けする。
これMW WP Formに限ってのことではない。その場合の対処。

  1. pluginsフォルダ内のwp-multibyte-patchフォルダ内にある「wpmp-config-sample-ja.php」をダウンロード
  2. wpmp-config-sample-ja.php内の記述を変更する。

    • 「wp_mail() の文字エンコーディング」コメントの下にある「$wpmp_conf['mail_mode']」を「UTF-8」に
    • 「機能を個別に有効化、無効化できます…」コメント下の「$wpmp_conf['patch_wp_mail']」を「false」に
  3. ファイル名を「wpmp-config.php」にして保存
  4. 「wp-content直下」にwpmp-config.phpをアップロード

reCAPTCHA for MW WP Form

このプラグインのおかげで簡単に導入出来る。まずは公式サイトからインストールする。
インストールし終わると左メニューのMW WP Form項目内に「reCAPTCHA v3」のサブメニューが出来る。

GoogleのreCAPTCHA登録

reCAPTCHA v3の設定ページのタイトル下あたりに「Get Keys from here」のリンクがある。これをクリック。
当然だけどGoogleアカウントが必要なのでなければ登録しログインしておくこと。
あとは「reCAPTCHA v3」を選択し、ラベル、ドメイン、オーナー、利用条件に同意と必要項目を設定して送信。
サイトキー」と「シークレットキー」が表示される。
再びWordpressのreCAPTCHA v3のページに戻り、それらを指定箇所に入力して保存する。
これで「Usage」にショートコードと説明が表示される。

MW WP Formに設定追加

reCAPTCHAの設定ページの説明通りに設定を追加すれば完了。
これでフォームのページにreCAPTCHAが表示される。

まとめ

これだけ簡単に設定出来るのはWordpressの良いところ。プラグイン作者に感謝。
また「あのマーク」がフォームに追加されるだけで「ちょっとした安心」を閲覧者に与えられるんだからスバラシイ。
未導入ならぜ導入してみて。